学長の挨拶
千葉敬愛短期大学の教育理念、教育目標について
学長の伊藤勝博よりお話させていただきます。
短期大学長の挨拶

千葉敬愛短期大学
学長 伊藤 勝博
皆さんはじめまして、千葉敬愛短期大学学長の伊藤勝博です。本学のホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。ご挨拶としまして、本学の概要をお話しさせていただきます。第一に【千葉敬愛短期大学の特色】について述べます。
・最初に挙げたいことは、千葉敬愛短期大学は、本年度創立60周年を迎える教育者・保育者を養成する伝統校であることです。昭和24年「教育職員免許法」が公布され、翌年の施行により、本学が産声をあげたのです。当時全国で113校の短期大学が開学しましたが、小・中学校教員養成を目的とした「教育科」を名乗る短大は、本学ただ一校でした。昭和25年の創立以来、「敬天愛人」を建学の精神として、千葉県下に2万3千人以上に及ぶ教育者・保育者を輩出してきました。世間からは「教育の敬愛」、近年では「教育・保育の敬愛」と称されるに至り、輝かしい歴史と伝統が築きあげられていることです。
・次に、一人ひとりの学生が大切にされている学園です。マンモス校では考えられないことですが、本学の規模は全学生400人弱で、学生と教員が近い距離にあ
り、学生個々人に目をいき届かせることができる面倒見のよい学園です。また、同
じ目標をもつ仲間が一つの教室に集うクラス制を採用し、クラスの担任が学生相
談、修学指導、就職相談等に応じています。このことに起因する一つの成果とし
て、就職決定率が限りなく100%に近い状況であることを上げることができます。
・三つ目は、少人数制によるきめ細かな授業を展開していることです。免許・資格
を取得するための必修科目は専門的な内容ですが、心配はいりません。クラス別の
少人数制を採用し、気軽に質問できる環境が整えられているからです。特に、「器
楽I」(ピアノ入門)「国語」「英語」等においては、学生一人ひとりの習熟度や
課題に応じた指導を行っています。
・四つ目は、学生会活動が活発な短大であることです。年間を通じてさまざまなイ
ベントを仲間と協働し、汗と涙と感動を共有しています。実はこのことが、小学校
教諭、幼稚園教諭、保育士になる夢を叶えるための実践的な学びになっているので
す。また、企画、運営、協働作業等の実践は学生が自ら考え、判断し、活動するこ
とであり、この行為と体験の結びつきが彼らの「人間力」を高めているものと確信
しています。
第二として、【千葉敬愛短期大学のスタンスと一つのビジョン】を述べます。
・学生のために教職員が一丸となって、「手作りの千葉敬愛短期大学」を創造する
ことです。
目の前の学生に真正面から向かい合い、学生の実態に合った、しかも質の高い
授業の構築、これを支える教育・保育研究の進行、学生の夢を現実のものにするた
めの支援など、当たり前のことですが、徹底的に行いたいと思います。当たり前の
ことでも、徹底的に行えば当たり前のことが偉大なことになると考えるからです。
言い換えれば、凡事徹底です。平凡なことでも疎かにせず、丁寧に行いたいと思い
ます。なお、“千葉敬愛短期大学らしさ”を踏まえ、「スモール バット ステデ
ィ」≪小さくとも確実に≫を実践いたします。
・そのアプローチの一つとして、昨年度「総合子ども学研究所」を設立し、“子ど
もを学ぶ”こと、すなわち「子ども学」の学びの場として、1年次生で「現代子ど
も学I」を開講しました。なお、学外の方を対象に「公開講座」も開催しました。
本年度は基礎教育・教養教育に裏付けされた専門教育として、「現代子ども学I」
(一年次後期)「現代子ども学II」(二年次前期)を設定し、専任教員全員がそれ
ぞれの専門的立場から現代の子どもの実態や問題に視点を当て、オムニバス形式で
講義を行います。本講座は本学のオリジナルな取り組みであり、本学で学ぶ学生は
免許、資格等の修得課程に関わらず、全学生が必ず通過する必修科目として位置づ
けています。“子どもを学ぶ”ことにおいて、オンリーワンを目指しています。
最後にひとことメッセージを述べます。
・本学の学生が後輩の皆さんに“敬短は感動があり、楽しい大学だよ”“同じ目的
をもつ仲間が切磋琢磨して学び、充実した大学生活を送ることができるよ”等々、
好感を抱いたメッセージを伝えていると聞きます。言わば、学生は本学のスポーク
スマンのようですが、率直な信言であり嬉しく思います。これからも学生の夢や希
望を現実のものにするために、「敬天愛人」という心の教育の原点に立ち、豊かな
人間性を育むことができる教育者・保育者の養成に尽力したいと思います。また、
教職員一同力を合わせ、学生ニーズに応えることの出来る「手作りの学園」を目指
しますので、よろしくお願いいたします。