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学長メッセージ

MESSAGE FROM THE PRESIDENT
敬愛短期大学 学長 中山 幸夫

生涯にわたる人間形成の基礎を培う保育の重要性

人間は他の高等哺乳類に比べて、きわめて未熟な状態で生まれてきます。か弱く、頼りない存在として誕生しますが、この未熟性や弱さは、実は人間のもつ「可塑(かそ)性」(環境の中でいかようにも形が変えられる性質や能力)の大きさでもあるのです。幼児期は生涯にわたる人間形成の土台となる、かけがえのない時期です。
保育は、このような幼児期の子どもに対する環境整備を伴う働きかけです。そのため、幼稚園・保育所等における幼児に対する働きかけの中味(質)が問われることになります。学園・短大の創立者である長戸路政司先生は建学の精神(「敬天愛人」)を具現化するためには人間教育が重要であり、それを支える教師(保育者)の資質能力、力量が鍵であると説いています。
変化の激しい時代の中で、教育と保育の世界も混沌とした状況にあります。教育、保育の問題の中心には、常に教師、保育者をめぐる問題が存在しています。
本学はわが国において最も古い歴史と伝統をもつ短期大学です。保育者養成の息の長い取り組みの実績があります。 敬愛短期大学で大切な保育の仕事を学んで免許・資格を取得され、子どもたちと社会を支える専門家を目指しませんか。