5月7日敬愛短期大学にまなびの森いなほ保育園の年長さんが遊びに来てくれました。今回の交流会は保育を学ぶ学生たちにとって、普段の授業で学んだことを「実践する場」です。学生たちは事前にどんな遊びを用意するか、どのようにしたら子どもたちが楽しんでくれるかを考え、当日を迎えました。
えほんのもりで好きな絵本探し
まずはえほんのもりで好きな絵本を探します。一緒に絵本を探したり、子どもたちが選んだ絵本についてお話をしたりする中で、学生と子どもの距離がぐっと縮まりました。


絵本の読み語り
学生による絵本の読み語りを行いました。今回選んだ絵本は、「はるのごほうび」です。暖かく柔らかい口調の読み語りに子どもたちもゆったりと聞いていました。この絵本には、次の活動にもつながるこいのぼりも登場しました。
「はるの ごほうび」
内田麟太郎/作 村上康成/絵 鈴木出版

こいのぼりのおもちゃ製作
色画用紙と傘袋を使用したこいのぼりおもちゃの製作をしました。こいのぼりの目や鱗を思い思いに描いていきます。おもちゃが完成したら、みんなで飛ばしてみます。口にたっぷりと空気が入るように投げると高くまっすぐに飛んでいきます。当初予定していた遊び方だけではなく、子どもたちの自由な発想で遊びが発展していきます。学生も子どもたちの発想に驚きながらもさらに遊びが深まるようサポートをしていました。




交流を通して見つかった課題
今回の交流は、学生たちにとって学びが深まる大切な時間となりました。移動の際の声かけ、製作手順の説明の工夫、製作スピードが異なる際の対応など新たな課題も見つかったようです。敬愛短期大学では、今後もこうした実践的な学びの場を大切にしていきます。
