「敬愛スタートアップゼミ」は、保育の楽しさと面白さを実感し、人とつながる大切さを学ぶ1年次の演習形式の授業です。1年生が千葉市や佐倉市、市川市等の全15箇所に分かれて園でのあそび体験を2回行いました。四街道市にある認定こども園四街道さつき幼稚園には11名が訪問し、現場での体験を通して子どもへの理解を深めました。

あそび体験とは…? クリックでもっと見る
「あそび体験」は、1年生が入学後約2ヵ月で臨む初めての保育実習です。実際に保育の現場を訪れ、子どもたちと遊びを通して関わる体験を行います。
この体験では、子どもたちとのふれあいを通じて、
- 子どもの存在の尊さ
- 子どもの自由さ
- 子どもの力強さ
などを実感し、将来保育者を目指す上での意欲や使命感を育むことを目的としています。
本年度は以下の日程で、2回にわたって実施しました。
📅 第1回:5月28日(火)
テーマ:初めての出会いと関係づくり
この日は、初めて出会う子どもたちとの関係性を築くことが主な目的でした。学生たちは次の点に注目しながら活動しました。
- コミュニケーション方法の工夫
- 子どもの思いや感性に寄り添う姿勢
- 安全への配慮
- 現場の保育者からの学び
📅 第2回:6月4日(火)
テーマ:関係を深め、コミュニケーションを工夫する
2回目は、1回目で築いた関係をさらに深めることを目指しました。注目したポイントは以下のとおりです。
- 子どもとの関係を確認・発展させる姿勢
- 子ども一人ひとりの個性の尊重
- 引き続き大切にする安全への配慮
- 保育者の視点から学びを得る
最初は少し緊張していた学生たちでしたが、子どもたちから次々に遊びに誘われ、すぐに自然と雰囲気に馴染むことができたようです。緑の豊かな広々とした園庭で子どもたちと一緒に駆けまわり、遊具で遊ぶ姿が見られました。






敬愛短期大学では、体験活動を通して得られる学生一人ひとりの気づきや課題の発見を大切にしており、このような授業を1年次から積極的に導入しています。「敬愛スタートアップゼミ」の後半では、体験活動の報告会を行います。どのような成果が報告されるか期待しましょう。