3ゼミ合同(池田ゼミ・酒井ゼミ・藤川ゼミ)敬愛ブラッシュアップゼミで、ニュージーランドで保育士として活躍されていた吉村慎佑さんにzoomで現地と繋ぎお話をうかがいました。
吉村さんは長らくニュージーランドの保育園で勤務されて、最近では小学校の教員としても勤務されています。今回はその保育現場での実践を中心に、ニュージーランドの保育の特徴や保育者の役割、環境づくりについて紹介してくれました。
特に印象的だったのは、「子どもの主体性を大切にする保育」です。自由に遊べる環境を整え、子ども一人ひとりの興味や学びを記録する「ラーニングストーリー」という取り組みが行われているそうです。また、国家カリキュラム「テ・ファーリキ」に基づいて、遊びの中での学びが大切にされていることも紹介されました。

講演の後半には、学生からの質問にも答えていただきました。海外の保育現場を知ることで、日本の保育との違いや共通点に気づくことができ、自分たちの学びを深める貴重な機会となりました。
敬愛ブラッシュアップゼミでは、保育者としての使命感や自己研鑽の大切さを学び合うことを目的としています。今後もこうした実践的な学びを通して、保育の専門性を高めていきます。

