キャリアセンターでは、社会人としての第一歩を意識する1年生を対象に、株式会社コナカ様の協力のもと「スーツ着こなし講座」を実施しました。保育実習や就職活動の面接はもちろん、入園式や卒園式など式典の場にふさわしい装い、さらに冠婚葬祭におけるフォーマルの基本についても学びました。

第一印象を左右する“見た目”のポイント

講座ではまず、「第一印象は8秒で決まる」と言われるように、服装や姿勢、表情が相手に与える印象を大きく左右することを学びました。学生たちは、「感じが良い印象」と「感じが悪い印象」の違いを考えながら、自分自身の姿勢や表情を意識して講師の話に耳を傾けていました。

第一印象と身だしなみ

株式会社コナカ様が作成した「SUIT STYLE GUIDE」を使いながら、スーツの選び方や着こなしのポイントの解説がありました。ジャケットの肩幅や袖丈、ネクタイの長さ、靴やバッグの色合わせなど、見本を示しながら具体的に紹介されました。学生たちは自分のスーツ姿を見比べながら、「サイズは合っているかな」「ネクタイの位置は大丈夫かな」と確認していました。

さらに、冠婚葬祭でのフォーマルについても取り上げられ、慶事・弔事における色の違いやマナー、アクセサリーや数珠などの合わせ方を学びました。

身だしなみは「相手への思いやり」

講座の最後には、「身だしなみとは、相手に不快な思いをさせないこと」というメッセージが伝えられました。これから保育の現場で子どもや保護者と関わる立場になる学生にとって、清潔感や明るい印象は大切な要素です。学生たちが改めて自分の身だしなみを意識する良い機会になりました。