9月23日(月・祝)本学において、絵本図書館ネットワークの主催で「絵本でSDGs」が開催されました。
1部は、短大学生代表1名も参加した「絵本でSDGsトーク」イベントとしてシンポジウムが行われました。学生は、本学学生のSDGsに対する認識調査の結果や真珠まりこ先生の「もったいないばあさんと 考えよう 世界のこと」から「もったいない」は、“いのちを大切にすることばである””自分さえよければという考えはもたず、分け合う気持ちがあれば平和な世界が必ずできる。どうしたらみんなで幸せに暮らしていけるかを考えていこう。できることをやらないなんて、もったいない!”という言葉に感動したこと、そのことと施設実習での地域貢献が結びついている、という話しをしました。
2部の真珠まりこ先生の講演でも本著は紹介され、先生は分け合うことの大切さをお話しされました。「もったいないばあさん」は、先生が息子さんに”もったいない”という言葉をうまく説明できず、それを説明するために使える絵本がなかったことから自分で描こう、と思い立ったことから生まれたそうです。
絵本を描くためのアイディアをいつもいつも考えているとひらめくことが出てくること、インドでの取材の話、江戸時代はリサイクル99%だったこと、お米は一粒なりとも無駄にしてはいけないこと等、真珠先生が絵本を通して私たちに訴えたいことは深く、あらためて先生の熱い思いを知る大変幸せなひと時でした。
「えほんのもり」の先生の著者を紹介したブースにもご案内し、サインもいただき記念に写真も撮っていただけました。皆さんもぜひ「えほんのもり」で真珠先生の絵本を手に取ってください。