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稲毛のまちにあかりが灯る『夜灯(よとぼし)』

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11月23日・24日に開催された「第16回稲毛あかり祭『夜灯(よとぼし)』は、好天にも恵まれ、盛大に行われました。会場となった稲毛公民館周辺から京成稲毛駅の会場には、沢山の市民が制作した絵灯籠が数千個並べられ、ろうそくの炎がゆらめく幻想的な雰囲気に包まれていました。

稲毛は昔、遠浅の浜辺が広がり、美しい海岸が続く海のまちでした。漁をして暮らしている人も沢山いました。そのころ、新月の夜に行われていた遊びの漁が「夜灯(よとぼし)漁」です。
夜になり、潮が大きく引くと、干潟が現れます。すると、大人も子どももカンテラに明かりを灯して浜に下ります。光に集まったエビや小魚を捕まえたのだそうです。

2006年に始まった稲毛あかり祭「夜灯」は、今年16回目を迎えました。
大学祭実行委員会や有志学生のべ15名が、ボランティアで灯籠の設置や撤収、炎の管理を受け持ってくれました。
さらに今年は、稲毛に移転した敬愛短期大学2年生の大野ゼミが、実際に灯ろう製作に挑戦してくれました。学生たちが制作した灯籠は、京成稲毛駅から稲毛公園に至る「白蛇の道」に並べられました。

稲毛の街を温かく照らす夜灯の灯籠が、今後も敬愛短大と稲毛の街との新たな絆をもたらしてくれたように思われます。

報告 地域連携センター