敬愛短期大学の
教員紹介
KEITAN TEACHERS
「できないこと」「難しいこと」の面白さを見つけながら、とことん“遊びこめる”先生に
清水 一巳教授
Kazumi Shimizu
体育では、幼児期の子どもの遊びにつながる、走る・跳ぶ・跳ねる・回る・投げるといった基礎的運動を実践します。 また、それらの運動に、音楽や手作りおもちゃ、大型遊具などを加えて、身体の動きを大きくする方法を学びます。授業は「まずは、やってみる」からスタート。 その中で「できること」「できないこと」に気づき、みんなで動く、あるいは道具や環境を工夫することで「できる」を見つけていく楽しさを大切にしています。 「できないこと」、「難しいこと」の面白さを見つけながら、子どもといっしょに「遊びの世界」を広げていける力をつけてください。そして、「先生」という枠にとらわれず、“遊びこむ”ことのできる人になりましょう。
担当科目
基礎体育実技 / 体育 / 保育・教職実践演習 / 敬愛スタートアップゼミ / 敬愛ブラッシュアップゼミ(子どもの自然遊びに関する調査、研究)
専攻分野
体育学/スポーツ社会学
最終学歴
福岡大学大学院体育学研究科体育学専攻修了(体育学修士)
九州大学大学院人間環境学府博士後期課程 発達・社会システム専攻 単位取得満期退学
主な経歴
- 2007年4月~2008年3月 純真短期大学こども学科 助教
- 2008年4月~2011年3月 名古屋女子大学短期大学部保育学科 講師
- 2011年4月~ 千葉敬愛短期大学 講師を経て2020年准教授
- 2018年4月~ 敬愛大学教育学部 非常勤講師
- 2020年4月~ 立教大学コミュニティ福祉学部 非常勤講師
研究業績
【著書】
- 子どもへの現代的視点、2006年、北樹出版、共著
- 変わりゆく日本のスポーツ、2008年、世界思想社、共著
【論文】
- 保育所におけるレクリエーション指導に関する研究―資格養成課程と幼児教育課程との連携について―、2008年、『自由時間研究』弟33号(日本レクリエーション協会、レジャー・レクリエーション研究所)
- 保育者の実践力に関する研究―遊びと交流活動との関係から―、2009年、『名古屋女子大学紀要』第55号 人文・社会編(名古屋女子大学)
- 「子どものスポーツ」言説の変容に関する社会学的研究、2010年、『名古屋女子大学紀要』第56号 人文・社会編(名古屋女子大学)
- スポーツ集団における「秘密」の位置づけに関する社会学的研究、2011年、『名古屋女子大学紀要』第57号 人文・社会編(名古屋女子大学)
- 「子どもスポーツ」の意味の形成過程に関する研究~スポーツ集団の「秘密」に着目して~、2011年、『九州レジャー・レクリエーション研究1』(九州レジャー・レクリエーション学会)
- 子ども期のスポーツ環境と事故認識に関する研究、2013年、『千葉敬愛短期大学紀要第35号』(千葉敬愛短期大学)
- 子どもの遊びへの期待構造に関する研究―幼稚園児の保護者の遊び観から―、2013年。『発達社会学研研究5号』(放送大学 発達社会学研究室)
- 遊びの経験と伝達に関する社会学的研究~大人の子ども期の遊び経験の分析から~、2014年、『千葉敬愛短期大学紀要第36号』(千葉敬愛短期大学)
- 遊び観への生活経験の影響について―親世代の生活経験と遊びの意識調査から―、2015年、『千葉敬愛短期大学紀要第37号』(千葉敬愛短期大学)
- 子どもの自然遊びに関する社会学的研究、2016年、『千葉敬愛短期大学紀要第38号』(千葉敬愛短期大学)
- 自然遊びを支える人的環境に関する研究、2017年、『千葉敬愛短期大学紀要第39号』(千葉敬愛短期大学)
- 子どもの身体感覚に関わる「暗闇」の体験、2018年、『千葉敬愛短期大学紀要第40号』(千葉敬愛短期大学)
- 自然遊びの中での危険体験と物語性に関する研究、2020年、『千葉敬愛短期大学紀要第42号』(千葉敬愛短期大学)
- レクリエーション科目担当教員が考えるレクリエーション指導者に求められる資質・能力(共著)、2022年、『レジャー・レクリエーション研究第96号』(日本レジャー・レクリエーション学会)
- 米国のレクリエーション支援者養成課程認定及び資格認定からみるレクリエーション支援者としての資質・能力・技術(共著)、2022年、『レジャー・レクリエーション研究第96号』(日本レジャー・レクリエーション学会)
社会貢献
- 子どもの体力・生活改善プログラム「7Cクラブ」の活動協力(東京都NPOケアラボ2009年~現在に至る)
- 船橋市ふなばし市民大学スポーツ・コミュニケーション学科講師(千葉県船橋市、2013年~2019年)
- (文部科学省補助事業)健常者と障害者のスポーツ・レクリエーション活動連携推進事業、地域のスポーツクラブにおける障害者スポーツの導入 実務者会議メンバー(座長、松尾哲矢:立教大学)(2014年~2015年)
- 日本レジャー・レクリエーション学会、公認指導者養成課程認定校研究連絡会議、日本レクリエーション協会合同事業『レクリエーション教育「モデル・コア・カリキュラム」作成事業』調査チームメンバー(2020年~現在に至る)
所属学会
- 日本体育学会
- 日本スポーツ社会学会
- 日本レジャー・レクリエーション学会
- 日本子ども社会学会
- こども環境学会