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敬愛短期大学の
教員紹介

KEITAN TEACHERS
阿部 孝志 准教授

困っている人に手を差し伸べ、福祉を必要とする子どもを支える人の存在が社会には不可欠です

阿部 孝志准教授
Takashi Abe

みなさんが教育者や保育者となったときに関わる子どもの中には福祉が必要な子どもがいるかもしれません。 社会的養護や保育実習の授業では、福祉を必要とする子どもを支えるには何が必要なのか、支援する当事者として考えることを大切にしています。 私の希望は、授業での学びを通してみなさんが、相手の困っていることに自然と手が差し伸べられる先生になることです。本学はコツコツ努力する真面目な学生が多いことが特長です。 世間では「真面目=格好悪い」とする風潮もあるようですが、どうかみなさんはみなさんのよさを伸ばして、真面目なことを恥じず、懸命に試行錯誤するなかで得られる達成感や他者への思いやりを大切にしてほしいですね。

担当科目

社会的養護Ⅰ / 施設実習Ⅰ / 施設実習指導Ⅰ / 施設実習Ⅱ / 施設実習指導Ⅱ / 敬愛スタートアップゼミ / 敬愛ブラッシュアップゼミ(社会福祉の支援ということについて幅広く知り、実際に体験してみる) / 保育・教職実践演習

専攻分野

社会福祉論 / 社会学

最終学歴

淑徳大学社会学研究科社会学専攻博士前期課程修了(社会学修士)

淑徳大学社会学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学

主な経歴

  • 千葉女子専門学校教諭(2004年4月~2016年3月)
  • 淑徳短期大学非常勤講師(2003年4月~2023年3月)
  • 聖徳大学非常勤講師(2014年4月~2019年3月)
  • 千葉敬愛短期大学非常勤講師(2015年4月~2016年3月)
  • 千葉敬愛短期大学専任講師(2016年4月~ )
  • 千葉敬愛短期大学准教授(2022年4月~ )

研究業績

【著書】

  • 『子どもの福祉―児童家庭福祉のしくみと実践―』(共著)
    (第2章 子ども家庭福祉の概況、12-28頁) 2011年 建帛社
  • 『保育者のための教育と福祉の事典』(共著)
    (138)施設の居住環境,139)施設養護の機能,140)アドミッションケア・インケア・リービングケア・アフターケア328-333頁) 2012年 建帛社
  • 『教育・保育・施設実習の手引き』(共著)
    (第V章、(1)乳児院、(2)母子生活支援施設、(9)児童自立支援施設、(10)児童厚生施設(児童館)92-93頁、94-95頁、108-110頁)2013年 建帛社
  • 『臨床社会福祉学の展開』(共著)(第4章 教育と人間開発 79-99頁) 2015年 学文社

【論文等】

  • 「ルーマン理論における相互浸透概念の意義――ケアの理論的考察へのてがかりとして――」、2001年『淑徳大学大学院研究紀要第8号』
  • 「高齢者介護支援システムと「ヘルスステーション」」2002年『淑徳大学大学院研究紀要第9号』
  • 「ルーマン理論とSoziale Arbeitの問題」2003年『淑徳大学大学院研究紀要第10号』
  • 「「包摂/排除」問題と現代ドイツにおけるSoziale Arbeit論」2004年『淑徳大学大学院研究紀要第11号』
  • 「M・レーマンの「社会援助」論-援助に関する社会システム論的考察―」2010年『増田学園研究紀要1号』
  • 「社会的養護とひとり親への支援」2017年『千葉敬愛短期大学紀要 第39号(2)』
  • 「強度行動障害とその支援の課題」(共著)2017年『千葉敬愛短期大学紀要 第39号(2)』
  • 「児童養護施設における教育福祉としての支援について─ある児童養護施設での試みを通して─」2022年『千葉敬愛短期大学紀要 第44号』」

研究報告

  • 「ルーマン理論における人間の問題」 2002年 第45回東北社会学会大会
  • 「N・ルーマンのコミュニケーション理論・再考」 2003年 第46回東北社会学会大会
  • 「ルーマン理論における構造的カップリングと相互浸透の問題性」 2003年 第72回日本社会学会大会
  • 「ルーマンの相互浸透概念とケアの論理」 2004年 第73回日本社会学会大会
  • 「ルーマン理論における「排除」の問題――社会システム論と福祉理論との接点をめぐって――」2005年 第74回 日本社会学会大会
  • 「「包摂と排除」の問題性と社会問題――ルーマン理論をてがかりとして――」2006年 第18回日本社会病理学会
  • 「「包摂と排除」のプロブレマティーク――ルーマン理論のばあい――」2006年 第75回日本社会学会

社会貢献

  • 日本家族社会学会 全国家族調査「戦後日本家族の歩み」(NFRJ01)研究協力者(2003年~2005年)

所属学会

  • 日本社会学会
  • 東北社会学会
  • 日本社会病理学会