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保育の魅力を体感!1年生の保育体験プレゼンテーション

  • 学生生活

1年生を対象とした「敬愛スタートアップゼミ」の授業では、新入生が保育を楽しく、面白く学べるように、人とのコミュニケーションを実践的に学びます。この授業の特徴的な取り組みが、幼稚園や保育園での遊び体験です。学生たちは実際に保育現場を訪れ、子どもたちと遊びを通して触れ合います。そして、子どもの姿や保育者の対応を直接観察し、保育の実際を肌で感じてもらいます。

7月3日(火)、遊び体験を終えた学生たちは、自らの経験を振り返り、気づきや課題に感じたことを紙芝居プレゼンテーション法(KP法)でまとめて発表しました。学生たちは挿絵を入れたり、文字を装飾したり、時には聞き手に問いかけたりしてプレゼンテーションを工夫していました。

学生が出合った子どもの成長の瞬間

発表者の中の一人、Kさんは「周囲の人が4歳児に与える影響」というテーマで発表しました。Kさんが幼稚園を訪れた際、最初は人見知りをしていた子どもたちが次第に打ち解け、一緒に遊ぶようになりました。しかし、その中で一人、輪に加わらず離れて様子を見ている女の子がいたそうです。Kさんが心配して声をかけても、女の子は無言のまま。Kさんはどうしたらよいのだろうと戸惑っていました。

そんな中、ある男の子がジャングルジムの頂上に登る姿を目にします。Kさんが男の子を思わず褒めると、それまで離れていた女の子が、突然ジャングルジムに挑戦し始めたのです。女の子に「登れたね!」と褒めると、言葉こそ発しませんでしたが、満面の笑みで応えてくれました。

この体験を通じて、Kさんは子ども同士の関係性や周囲の大人の言動が、子どもの行動に大きな影響を与え、それが新たな成長のきっかけになることを学んだのです。

幼児教育・保育の現場を体験した1年生は、気づきや課題を多く持ち帰ることができたようです。今後、幼児教育・保育を専門的に学び、将来の保育者として大きく成長していくことでしょう。

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