キャリアセンターが主催する就職支援講座にて、2年生を対象に現役銀行員の方を講師に迎え、金融リテラシーに関する特別講座を開催いたしました。
講座では、
・金融リテラシーの基礎知識
・生活設計や家計管理の重要性
・ローンやクレジットカードの賢い使い方
・様々な金融サービスの選び方
など、社会に出てすぐに役立つ実践的な内容を講義していただきました。
これだけは覚えておきたい 金融リテラシー講座
夢や目標を実現するためには、お金が必要になることも多いです。計画的にお金を貯めるためには、収入と支出のバランスに気をつけ生活を安定させることが大切です。しかし、現在のお金を取り巻く環境(低金利、円安、インフレ等)により、そのバランスが崩れてしまうこともあります。家計管理や金融サービスの適切な利用により、バランスをコントロールすることもできます。
生活設計・家計管理
「将来欲しい物、したいこと」について考え、その目標のために「いくら必要なのか?」「月々いくら貯蓄すればいいのか?」「そのためにいまからできること」を考えてみます。
貯蓄のポイントは、『先取り貯蓄』です。設定した貯蓄金額を、あらかじめお給料から引いてしまい、残ったお金でやりくりをするのがおすすめだそうです。決められた貯蓄額を必ず確保しておくことで、将来必要な金額への備えが実現できます。
ローン・クレジット
ローンやクレジットは、上手く利用する方法を身につけておくことで、ライフイベントの実現や予期せずお金が必要になるリスクへ対応することができ、より充実した安定的な生活に繋がります。一方で、注意をしないとカードの使いすぎや安易な借入れをすることで、多重債務といったお金の借りすぎの状況になるケースもあり、場合によっては、自己破産などに繋がる恐れもあります。上手く利用ができなかったケースをもとに、その対処法や利用するにあたっての注意点などを確認しました。
金融サービスの使い方
銀行口座を作る際は、目的を明確にすることがポイントです。メイン銀行には、お金をおろしやすい・手続きしやすい銀行を、お金を貯めるためには金利が高い・ポイントがたまる銀行を選ぶなど、目的別に使い分けることで各銀行のメリットを享受できます。管理を便利にするアプリの紹介等もありました。
社会人としての一歩を踏み出すにあたり、お金に関する知識は不可欠です。今回の講座は、学生の皆さんの将来設計の一助になることでしょう。敬愛短期大学では、今後も学生の皆さんの成長を支援するため、様々なイベント・講座を開催してまいります。