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敬愛短期大学 校友会 Keiai Alumni Association

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「令和4年度 千葉敬愛短期大学入学式が挙行されました。」

4月1日金曜日令和4年度千葉敬愛短期大学入学式が挙行されました。
満開の桜に迎えられ、152名の皆さんが希望に胸を膨らませて式に臨みました。
校友会を代表して片山会長が祝辞を述べられました。 (会長の祝辞は以下の通りです。)

ただいまご紹介いただきました、千葉敬愛短期大学校友会会長片山でございます。一言お祝いを申し上げます。

昨夜来の風雨も止み、やわらかな春の風に乗って桜が舞う今日の佳き日、152名の入学生の皆様、ご入学おめでとうございます。今日から二年間、ご自分の目標達成に向けて意欲に燃えていらっしゃることでしょうね。感染予防のためマスクで半分しか見えないお顔ですが、お一人お一人のきらりと輝く瞳からその決意が伝わってきます。「目は口ほどにものをいう」と言いますが、実際は「目は口よりも正確に情報を伝える」と言えるそうです。

さて、ここで校友会についてご説明いたしましょう。千葉敬愛短期大学校友会は、令和3年に設立30周年を迎えました。母校の発展に役立つことを目的とした様々な活動をすすめております。令和2年から始まり次々に変異しては感染を広げ、未だ収束が見えない新型コロナウイルス感染症のために、多くの行事が制限されてきました。それまでは大学の行事に参加して、在学生の皆さんとの交流を深める取り組みを充実させてまいりました。地域の子どもたちや大人もたくさん参加する敬愛フェスタでは、ストラックアウトのコーナーを作り、たいへん盛り上がました。合唱コンクールやカラオケ大会、ダンス大会には校友会から特別賞を贈呈しました。また後夜祭の、打ち上げ花火にも協力し、次々に打ち上げられる華やかな花火の感動を共有しました。こうした活動は地域にお馴染みになっています。私たち校友会は生き生きと活躍する学生の皆さんの姿から、元気を頂いてきました。本日入学された皆さんは、この校友会の準会員となります。卒業と同時に正会員となりますから、これからの二年間、様々な場面で校友会とのふれあいを楽しんで頂きたいと思います。そのために一日も早いコロナ禍の収束を祈ると同時に、この不安の中での経験をポジティブに捉え、平常時では学べない緊急事態の対応を身に着ける絶好の機会としてくださるとよいと思います。

さて、私は、52年前に本学に入学し、二年間の課程を終えた後、千葉市の小学校の現場で定年まで勤務しました。今振り返ってみますと、この千葉敬愛短期大学で学んだことが、私の教育活動を支える信念として最後まで生きておりました。きめ細かなご指導は、どこの大学にも負けません。私は本学で学んだことを誇りに思っております。

千葉敬愛短期大学の先生方は、子どもの指導に当たる人材を育てるうえで、学生の未来に責任を持って指導に当たってくださっていると言えると思います。また、本学の建学の精神である「敬天愛人」についてもこれからの二年間で理解を深めてください。この言葉をこよなく愛した西郷隆盛が書いた「一声の仁」という漢詩の中に、「文を学びて主なければ、痴人に等し」とあります。どんなに学問を積んでも自分の考えをもって実践しなければただの愚か者に過ぎないということです。どうぞ、日々学んだことを自分の力となるように実践経験を積みあげてください。

千葉敬愛短期大学校友会は、皆様の学びを心から応援し、活躍をご期待申し上げます。

結びに、千葉敬愛短期大学学長明石要一先生はじめ、諸先生方、今後とも厳しくも温かいご指導をお願いするとともに、本学のますますのご発展を祈念申し上げまして、祝辞と致します。

 

令和4年4月1日

千葉敬愛短期大学校友会会長  片山喜久子