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敬愛短期大学 校友会 Keiai Alumni Association

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令和6年度敬愛短期大学入学式

4月2日に敬愛短期大学入学式が、稲毛キャンパス敬愛アリーナで行われました。千葉市長、稲毛区長他多くの来賓を迎え、160名の入学を祝いました。
約40年ぶりに稲毛に戻り、校名も敬愛短期大学に変更され、新たなステージを迎えた敬短のスタートもお祝いするような式となりました。校友会からは片山会長が出席し、祝辞を述べました。
学んだことを生かす力を身につけることができる場が、敬愛短期大学であることを紹介し、入学生の学びを心から応援するとエールを贈りました。
片山会長の祝辞は、以下の通りです。

ただいまご紹介いただきました、敬愛短期大学校友会会長片山でございます。一言お祝いを申し上げます。
やわらかな春の風に乗って桜が舞う今日の佳き日、百六十名の新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。
今日から始まる二年間に、ご自分の目標達成に向けて意欲に燃えていらっしゃることと思います。
皆様のお一人お一人のきらりと光る瞳からその決意が伝わってまいります。
それは、ピカピカの新しい校舎の輝きに勝るとも劣らぬものです。
そしてご臨席のご家族の皆様、本日はまことにおめでとうございます。

さて、ここで校友会についてご説明いたしましょう。
敬愛短期大学校友会は、今年設立三十三周年を迎え、母校の発展に役立つことを目的とした様々な活動をすすめて参りました。
これまで大学の行事に参加して、学生の皆様との交流を深める取り組みを充実させてまいりました。
私たち校友会は生き生きと活躍する学生の皆様の姿から、元気を頂いてきました。
今年、稲毛キャンパスに移りましたので、これから新たに稲毛バージョンの取り組みを考えて参ります。

本日入学された皆様は、この校友会の準会員となります。
卒業と同時に正会員となりますから、これからの二年間、様々な場面で校友会とのふれあいを楽しんで頂きたいと思います。

さて、私は、五十三年前にここ稲毛キャンパスにあった本学に入学し、卒業後、千葉市の小学校で定年まで勤務しました。
今振り返ってみますと、この敬愛短期大学で学んだことが、私の教育活動を支える信念として最後まで生きておりましたし、退職後の仕事やボランテイア活
動においても変わることはありません。
先生方のきめ細かなご指導は、どこの大学にも負けません。私は本学で学んだことを誇りに思っております。

敬愛短期大学の先生方は、子どもの指導に当たる人材を育てるうえで、
学生の未来に責任を持って指導に当たってくださっていると言えると思います。
また、本学の建学の精神である「敬天愛人」についてもこれからの二年間で理解を深めてください。
この言葉を座右の銘とした西郷隆盛公が書いた「一声の仁」という漢詩の中に、「文を学びて主なければ、痴人に等し」とあります。
どんなに学問を積んでもそれを自分の考えをもって実践しなければ身につかないということです。
どうぞ、日々学んだことを自分の力となるように実践経験を積みあげてください。

敬愛短期大学校友会は、皆様の学びを心から応援し、活躍をご期待申し上げます。
結びに、敬愛短期大学学長中山幸夫先生はじめ、諸先生方、今後とも厳しくも温かいご指導をお願いするとともに、本学のますますのご発展を祈念申し上げまして、祝辞と致します。

令和六年四月二日
敬愛短期大学校友会会長  片山喜久子