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「好き」から広がる学び。ゼミ報告会レポート~後半~

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清水ゼミでは、自然や身の回りのモノと関わりながら、その性質を知る体験的な学びに取り組みました。泥団子づくりやこすり染めを通して、素材の違いや変化を感じる活動を行ったほか、佐倉市いわなの森の「あそびのじかん」や、ユーカリが丘の「ユーカリプレパ」に参加し、自然遊びの実践を体験しました。こうした経験をもとに、一人ひとりがテーマを決め、自然や遊びについての研究を進めました。

色違いのバンダナを身につけて登場
自然遊びを実際に体験

新田ゼミでは、子どもや家族についての「なぜ?」「気になる」という疑問や関心を出発点に、一人ひとりテーマを決めて学びを進めました。保育者の声かけが子どもに与える影響など、身近な保育の場面をテーマに、本や新聞記事、関連する資料を読みながら理解を深めました。ゼミではディスカッションを重ね、互いの考えを聞いたり、自分の意見を発言したりする中で、一つの見方にとらわれない視点を養いました。こうした学びを通して、子どもや家族を多角的に捉え、保育を考える力を身につけました。

藤川ゼミでは、ニュージーランドの保育者とのオンライン交流や、ワークショップでの実践、手作りおもちゃの制作に取り組みました。活動では、誰もが自然に参加でき、それぞれのペースや関わり方で楽しめるよう、工夫しました。実践を通して、多様な子どもや人と関わる保育のあり方について学びを深めました。

ニュージーランドの保育の特徴や保育者の役割、環境づくりを紹介いただきました
センサリ―マットで遊ぶ子どもと学生

吉村ゼミでは、保護者に向けて絵本を紹介する活動に取り組みました。学生一人ひとりが絵本を選び、「どんな思いでこの絵本を届けたいのか」「どんな場面で読んでほしいのか」を考えながら紹介資料を作成しました。実際に絵本を読んだ保護者から感想やメッセージが寄せられ、絵本は子どものためだけのものではなく、保護者の気持ちにも寄り添える存在であることにも気がつくことができました。

オススメする絵本を選び、ポップを作成しました
絵本を保護者の方へ直接紹介もしました

阿部ゼミでは、社会福祉施設を実際に訪れ、社会福祉や児童福祉における支援のあり方を学びました。施設での交流を重ねる中で、支援とは特別なことをするのではなく、相手の立場に立って関わることの大切さや、日常の中にある小さな支えの積み重ねであることに気づいた学生も多かったようです。教室で学ぶだけでは見えてこない、「人と関わる仕事」のリアルを体感できたことは、これから保育や福祉に関わる道を目指す学生にとって、大きな学びとなりました。

社会福祉施設での体験をまとめて発表
利用者の方とのエピソードを交えて紹介しました

大野ゼミでは、五感を使った体験や、自由な発想から生まれる創造性を大切にしながら学びを深めてきました。マイクロスコープを片手に学内を探索したり、地域イベント「稲毛あかり祭 夜灯」に参加したりと、身近な環境の中にある「おもしろさ」や「気づき」を探す活動に取り組みました。ゼミ報告会では、ワークショップで披露した人形劇を再演。体験・創作・表現を行き来しながら学ぶ大野ゼミの活動は、子どもの「感じる力」や「想像する力」を育てる保育につながる学びとなっています。

人形劇「えほんのもりにおいでよ♪けいたん♪の冒険」
ラストシーンでは、♪けいたん♪も駆けつけてくれました

今回の報告会では、各ゼミがこれまで取り組んできた保育に関するプロジェクトや活動の成果が発表されました。子どもの遊びや生活を体験として捉え直すこと、保育現場や地域に出向いて人と関わること、教材や表現活動を考え、実践し、振り返ること。こうした経験を通して、学生たちは「うまくいったこと」だけでなく、「迷ったこと」「考え直したこと」にも向き合いながら学びを積み重ねてきました。

敬愛ブラッシュアップ・ゼミでの学びや経験は、これからそれぞれの進路に進む学生たちにとって、保育を考え続けていくための大切な土台となるはずです。今回の発表会は、2年間の学びの集大成であると同時に、これまでの経験を今後に生かしていくための振り返りの場となりました。